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今度は顔を見て、ありがとうを伝えたい

ニューヨークでは、たくさんの素敵なことに出会いました。
出し惜しみせず、一番の驚きからご報告しま〜す。

それはなんと、
このブログのお勧め本にもある『生かされて』の著者、
イマキュレーさんと電話でお話したことです!



生かされて。




『生かされて』は、1994年にルワンダで起こった大虐殺について書かれた本です。

ヨーロッパ人が入植するまで、国という概念がなかったアフリカのルワンダ地域では、
主にフツ族とツチ族が暮らしていました。
フツはフツの、ツチはツチの部族として、それぞれの言語や文化で暮らしていた彼らに、
ある日突然、国境が敷かれました。

その日を境に、同属の仲間が「外国人」になり、
他部族が「同国の国民」となって同じ公用語を強いられた彼らは
その後、部族間の争いが繰り返されてきましたが、
あることをきっかけに、フツ族がツチ族を虐殺し始めたのです。
たった100日で、100万人ものツチや虐殺に反対したフツが殺されたといわれますが、
家族全員を殺されたイマキュレーさんは、
狭いトイレに身を潜め、息を潜め、100日間を生き延びたのです。


しかしイマキュレーさんがこの本で伝えようとしていることは、
大虐殺の恐ろしさではありません。
どんな窮地に立たされても、


自分の人生は、自分で選び取ることができる

ということです。

刃物を向けてきたかつての友人を【赦す】ことを選び、
窮地のさなか、自分の使命を見つけ、その道を進む選択をした彼女。

その姿を知ると、
つらい場にあっても、相手のせいにしている場合ではないこと、
そして自分が自分の道を選ぶのだ、という勇気が沸いてきます。

(2007年にも少し取り上げています
http://blog.kokochi-goodness.com/?day=20070416







そんなイマキュレーさんとご縁が繋がったのは、
一緒にニューヨークに行った友人に同行して、
彼女がニューヨーク時代に親しくしていた友人のオフィスを訪ねたときのことでした。

アフリカ系の彼女に出身を尋ねると、
コンゴ出身だが、両親は内戦から逃れてルワンダで暮らしていること。
そして彼女が、ツチであることを話してくれました。

そこで、


ぴょこん!


と私のアンテナが全開になったのか、



ひょこっ


と、いつの間にか『生かされて』の話になりました。
すると、彼女が言ったのです。


「著者のイマキュレーとは友達よ。
仕事で出会ったの。
同じツチ族だから友達になった」


と。。。。



目が点、というか、思考回路が完全に止まってしまいました。


そして、彼女は、
「最近忙しいみたい。メールの返事も来ないのよ」
と少し不満気に携帯電話を取り出すと、イマキュレーさんに電話をかけ始めました。


そして電話の相手と、ツチ族の言葉や、公用語のフランス語で口早に語っているのを


ぼー


と見守っていると、



「ナツヨ。イマキュレーよ!」


と携帯電話を差し出されたのです。



え、え〜!!!!





と、と、ということは、イマキュレーさんが電話の向こうにいるのですか?

ということは、彼女と話せるのですか?

ということは、私と話してくれるんですか?

ということは、私が話すのを待ってるってことですか?

ていうか、何を話したら良いんですか?

えっと。。。なんだったっけ。。。。



と、完全に頭が真っ白。






とりあえず「ハロー」と語り始めた私。

そして、「ハロー」と返答してくれたイマキュレーさん。
(※憶測。何も記憶がないのです)


私「えっと、あなたの書いた本を2回読みました。
 そして、たくさん泣きました…」

イ「ありがとう」
(※憶測。何も記憶がないのです)

私「・・・・・・」






私「Thank you. Thank you. Thank you・・・ ひっく、ひっく」






もう何も言えず、何を言ったらいいか分からず、号泣してしまいました。



あとから想い起こせば、

想像も絶するような体験を、本にしてくれた勇気。
それを世界中の人に、シェアしてくれたこと。
自分の敵を【赦す】ということを教えてくれたこと。
【生かされる】ことの意味を教えてくれたこと。
同じ時代に生きていること。

そんなことに、ありがとう、と伝えたかった。
その感謝の気持ちが膨れ上がって、涙が溢れたのです。




















ただ「Thank you」として言えなかったけれど、
その心はきっと彼女に伝わったのだと思います。


彼女は、

「今は近くにいないから会いに行けないの。
でも、次回ニューヨークに来たときは、会いましょう」


と言ってくれました。



またニューヨークに行こう。

そして今度は、直接顔を見て、ありがとうを伝えたい。

と思いました。


その日がやってくるのが、楽しみです!!!!


























※3月の「アラジンの魔法のランプの会」は、
都合により延期となりました。
次回は4月に行います。

ここち goodness 飯田 夏代 * ☆旅:New York: Feb.2010 * 23:13 * comments(2) * -

コメント

ご無沙汰してます。

何カ月も前の日記へのコメントですみません。

今日の新患さんが、マクロビをしていて、自分の病気を手当で治してきたり、マクロビアンに行ったことがあったり、将来ワークショップみたいなことをしてみたいという方で、「あ〜、飯田さんと似てるな」と思って、久しぶりにあなたのブログを覗いたんです。彼女に教えるために。


そうしたらイマキュレーさんと直接電話で話したというこの日記を見てびっくり、でした。僕も彼女の講演を慶応大学まで聞きに行って映画も見たから、飯田さんの感激もわかります。今度、NYで会えるといいですね。

ではまた。お元気で〜

Comment by soutetsu @ 2010/05/08 10:14 PM
soutetsuさん

お久しぶりです!コメントありがとうございます。

その方、私と共通点がたくさんあるのですね。
どこかでお会いしてみたいものです。

soutetsuさんのご活躍をお祈りしております♪
Comment by 飯田 夏代 @ 2010/05/10 10:19 PM
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